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美容業界の2つの業種
- nomade-sdi
- 2016年1月27日
- 読了時間: 2分
サロンを見渡した時、この業界に2つの業種があることに気づきます。
業種とは、事業の種類です。つまり何をしてお金を頂いているか。例えば小売業、飲食業、製造業などですね。

似ている言葉で「業態」という言葉があります。これはどのように、どんな状態でその事業でお金を頂いているかです。例えば小売業という業種には、コンビニエンスストアという業態やスーパーという業態があります。
美容業界は「美容業」という1つの業種でもありますが、お客様からのお金の頂き方が2種類あります。
1つは、身だしなみを整えることでお客様からお金を頂くサロン。
伸びた髪を切る、とれたパーマをかける、色味の違いが出た部分にカラーを塗る。
そのことで、「いつもと同じヘアスタイルに戻し」ます。
もう一つは、ヘアスタイルのおしゃれを楽しんで頂くことでお客様からお金を頂くサロン。
新しいヘアスタイル、流行のスタイル、人とは違うスタイル。
そのことで「いつもと違うスタイルに変え」ます。
この二つは、業態(営業の状態)が違うのではなく、業種(何をしてお金を頂くか)が全く違うのです。
業種が変われば根本的な戦略が変わります。「いつものように身だしなみを整える」ことでお金を頂く業種か、「いつもと違うスタイルに変える」ことでお金を頂く業種か、どちらの業種でサロンを運営されていますか?
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